こんにちは
カウンセラーの伊藤たかみつと申します(*^-^*)
HSP、アダルトチルドレン、毒親、子育て、夫婦関係、職場関係などのお悩みを抱えた人向けにカウンセリングを提供しています。
HSPの人は繊細で敏感だから、人のいろんな情報が入りすぎてしまうため、大勢でいる職場は苦手。だから一人でする仕事が最適!とよく言われたりしますよね。ですが、本当にそうでしょうか?
HSPの方は、とても神経が細やかで繊細な方が多いですよね。一般的には下記のような特徴が言われたりします。
HSPには、特徴的な4つの性質「DOES(ダズ)」があります。
■ D:Depth of Processing/深く処理をする
簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる
■ O:Overstimulation/過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい
■ E:Emotional response and empathy/全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい
■ S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する
他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく
おそらく、その根拠は、上記を踏まえ、特に人間関係に関わる過敏さを極力避けるようにし、心の安定を維持しながら仕事が続けられるから向いている、ということだと思います。
たしかに、そういう面もありますよね。
それらの影響を極力減らす意味でも、例えば農作業やプログラマー、漫画家など一人でもスムーズに作業工程が進む労働環境が適している、などと言われたりたりもしています。
実は、人とのコミュニケーションを感じられる仕事にも向いている!
でも、一人仕事が絶対ではないのです。なぜなら、HSPの方は気配り上手でよく気がつきます。いわゆる「空気が読める」タイプで、周りのささいな変化に気づくことができます。気配り上手で、周りからも感謝されることが多い。
また、共感力が高く、人の痛みがわかるため、相手の表情の変化や感情の動きをキャッチして相手の立場に立つことができます。悩んでいる人や困っている人に気づいて、手を差し伸べることができる、優しい人も多いです。。子どもや動物を可愛がることができるのも、共感能力の高さがあるからです。そういう意味でも人の支援、コミュニケーションが大切とされる仕事にも向いています。
ですので、HSPだからといって、1人でする仕事に固執することはないということです。逆にそれを避ければ避けるほど、人間関係の幅も、広がり、そして、喜びも、閉じてしまうこともありますので。
いろんな自分の可能性を大事にし、少しでもいいなって思ったことに、いろいろトライしてみてくださいね!(*^-^*)